レーシックイメージ

レーシック手術後に損害賠償を請求しなくてもすむように事前に考えておくと好ましいことというと

医療行為というのは人間にとっては多少なりともリスクを伴うわけでして、それは西洋医学に基づいたものでも東洋医学に基づいたものでも変わりありません。
明治時代以降に日本に本格導入された西洋医学は、現在では医療体制のスタンダードとして定着しているわけですが、医療行為におけるリスクの面については最近になってセカンドオピニオンが定着しつつあるなど、まだまだ満足いくレベルまでには達していないです。
しかも美容整形手術などの病気ではないけれど生活の質を高めるために行なわれる医療行為が多くなっていて、それらは最新技術を駆使する関係上でリスクが高いといわれます。
美容整形ほどメジャーではないですが、眼鏡やコンタクトレンズで視力を矯正するのではなく、目の角膜の厚さをレーザーで削ることによって調節して網膜に正しい像を結ぶように手術するという眼科手術がレーシック手術です。
視力が悪いということ意外はそれほど目立って不健康ということでもない目を手術することは、長い目でみるとリスクが高めな手術となります。
便利さを追求していくことが経済発展につながるという考え方が一般にも浸透しきっていて、多少のリスクがあってもやってみて悪いところが出てきたらリカバリーすればいいといういい意味での積極的な思考形態がもてはやされている結果、実際にリスクに直面して悪影響が出たという人が損害賠償請求を執刀医に起こそうというケースも出てきているのです。
確かに実際にドライアイなどの悪影響がレーシック手術後に表面化して来た場合は、かなり悩んでいる状態ですので損害賠償請求に思考がいくのは感情的には理解できます。
それでもレーシック手術はまだ技術的に成熟しているものではなく、術後の経過を20年、30年と追跡したという事例も少ないわけですから完成した技術というわけではないのです。
視力回復への希望をかなり強くもっていることは理解できるわけですが、レーシック手術を施術してもらった後に損害賠償を請求しなくても済むよう事前に考えておくと好ましいことがあることを、眼科医が個人的に公開しているブログで読みましたのでそのことを交えてお話しします。
視力が悪い人にとっては、眼鏡をかけていてお風呂に入ると曇って見えなくなってしまったり、スポーツ時にずれて不快になったりという不都合が積み重なって思うように人生を楽しめないことがストレスになってしまっているという認識があります。
そのストレスが高じるとフラストレーションになるので、裸眼で遠くも近くも鮮やかに見えるようになるレーシック手術にすがって、良い結果だけがもたらされることを想定している施術希望者が大半であると、その眼科医はブログに書いていました。
この部分を読んでみて事前に考えておくと好ましいと思ったことは、仮に背術後に不具合が起こってもその不具合を認めて一生生きていくと決意し、施術後の不具合がどのようなものになる可能性があるのかを充分に理解しておくことが好ましいということです。
不具合に関しても充分承知して、そうなっても一生その状態で生きていってもいいと事前に納得してから施術を受けると事前に考えておいて誓約書も書いておくならば、損害賠償を請求しなくても心の動揺と葛藤は抑えることができるのです。
角膜をレーザーで削って20年後などにどのような身体の変化が出るのかはまだ研究段階ですので、現時点では眼鏡やコンタクトレンズでしのいで社会生活をするか、思い切って事前に不具合状態も納得して施術してもらうかのどちらかを自己責任において選択することが肝要といえます。

Copyright(C) 2011 視力の回復手術.com All Rights Reserved.