レーシックイメージ

レーシック手術者人数について

昨年にレーシック手術を受けることにして、個人的に理解を深めていくために、いろいろなことを調べてみましたが、日本ではこの手術が正式に認められたのが2000年のエキシマレーザーの利用承認以降ということで、まだ13年程度しかこの手術の歴史がないことがわかりました。
2000年頃はまだ患者も少なく、年間2万人程度が手術を受けていたようですが、その後年々拡大するようになり、現在ではほぼ年間45万人が受けるようになっているといわれます。
ちなみに北米では年間140万人程度が受けているといわれますし、ヨーロッパでも75万人の規模へと成長しています。
したがって、医療行為ですから事故などの可能性はゼロとはいえないものの、これだけの数の手術が行われていて、トラブルのおきている量の現状から考えれば、かなり安全性の高い手術のうちのひとつということはできそうです。
こうした状況ですから、人気の有名クリニックではすでに累積で6万件以上の症例を見てきている専門医師も登場するようになっており、かなりの専門化が進んでいるともいえます。
手術者の人数が正確にトラッキングできていないのは残念ですが、国内でもかなりのレーシック人口がすでに生まれていることがわかり、それに比べての医療事故や訴訟の件数などの推移を見ていますと、想像以上にレーシックは安全な手術であることが理解できます。
とくに近年では、治療方法の高度化が進み、ほとんどの治療を事前のデータ取得・利用によるコンピュータ主体の手術が行われるようになったことも特筆すべき点であると思われます。
つまり依然として専門性の高いドクターの腕は必要としているものの、確実な利用知見をもっていれば、コンピュータが判断して最小限のレーザーメスの利用により手術を実現してくれるようになっており、現場の勘や熟練性などに依存することなく、確実に角膜の治療を行うことができるようになっているということなのです。
これは医療先進国である米国でも同様で、最新の技術はほぼリアルタイムでも日本の市場に入り込んでくるようになっているため、技術の差というものがなくなっているといわれます。
したがって、今後レーシック治療を受ける患者数はさらに拡大されることが予想されます。
特に最近では、大量の患者を扱うために価格を治療価格を安くするクリニックも増えているため、市場は拡大傾向にあるようです。
ただ一方で、新しい技術を導入するとメーカーからかなり高額なライセンス料を要求されるケースも増えているようで、最新治療にこだわると相変わらずコストが大きくなるということも課題として残されていることがわかります。
ただ、視力が回復するということはどれだけ人間の健康の基本になっていくかということを実際に手術を受けてみると本当によく理解することができるようになりますし、できることなら周辺の人間にもこの喜びを多くの人達に教えてあげたいと思う次第です。
恐らく高齢化社会にも大きく貢献するものがこのレーシック手術ということになるのではないでしょうか。
その位社会的にインパクトのあるものだと私は思っていますので、今後のさらなる普及を願いたいと思います。

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