レーシックイメージ

レーシックを受けても出目金にはなりません

レーシックの手術は角膜を削り、実質層に切れ込みを入れて形を変えることから視力を矯正するため、たしかに目の凹凸が変化することはありますし、角膜が薄くなるということから形状が変化することもありますが、出目金のような状態になることはありません。
私も1年ほど前にこの手術を受けましたが、まず外から肉眼で見た感じで目の印象がかわるということはまったくありませんでした。
しかし、なぜかインターネット上では、この手術後に目が飛び出るというような根も葉もないような噂が書き込まれていることは事実です。
これはある有名サッカー選手がこの手術後に目が出目金のようにあったというところから出てきている話であろうと思いますが、実際そういうことになっている患者さんはいないという話も主治医の先生から伺いました。
レーシックの手術は実際に受けてみますとよくわかりますが、事前の検査段階で想像以上に厳密な眼球の形状測定と角膜の形状測定が行われ、レーザーで治療を行うときに十分な角膜の厚さがあるかどうかを正確に計測することになります。
そのデータをもとにコンピューター解析により、どの部位をどれだけ削るかについて決定を下していきますので、事前段階に手術後の角膜および目の形状についてもシュミレーションですべて把握ができており、それをもとにして手術が進められることになりますので、やたらと目が突出するといったことは基本的に起こらないのです。
手術を受けてみた感想からいいますと、非常にシステマチックで、安全性の高い施術方法だということがとてもよくわかります。
ですから、ネット上で真偽のほどが明らかになっていないような情報には惑わされないようにする必要があります。
この治療法が国内で認可されてからまだ13年ほどですが、昨年あたりでは年間で国内だけでも45万人近くの人がこの手術を受けるようになっています。
これだけの人が手術を受けても随所でそうした問題が発生しているわけではないことを考えただけでもこうした情報が確実ではないことだけは分るはずです。
実際にこの手術をしますと、確かに角膜のこれまでの凸凹とは異なる形状が形成されることは事実ですが、目全体が飛び出るといったことは起こりえないのです。
特に最近はネット上に様々なことが書き込まれていますが、目を通してみますと、根拠のないことが結構平気で書かれていることが多く、驚くことが多いです。
本当にレーシックのことを正確に知るのであれば、まず眼科クリニックが開催する説明会に出席してみたり、無料のレーシックの適正検査をまず受けて、専門家から正しい情報を得ることをお勧めしたいと思います。
真偽のほどもわからないネットの情報だけでこの手術を判断してしまうのは非常に残念なことですし、逆にリスクが高くなるのではないかとつくづく思います。
実際にこの手術をとおして健常者の視力を回復できると、まったくそれまでの人生とは異なる新しい生活を手に入れることができるのです。
そのためにも正確な情報を入手して、正しく判断されていくことがきわめて重要だと私は思います。
レーシックの有難さは手術で実際にその視力を手にした人だけが味わうことのできるものです。

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