レーシックの生命保険の適用について
レーシック手術は、すべて自由診療によるものとなりますから、通常の健康保険は一切利用することができませんが、生命保険の中で医療保険や医療特約に加入していますと、手術給付金が支給されるケースがあるようです。
私が加入していた保険は入院保険でしたので、レーシックは残念ながら対象になっていませんでしたが、一部の保険では給付金が最大10万円程度支給されるケースもあるそうなのです。
ただ、レーシックを受けるために医療保険に入るのはやはり難しいようで、長く加入している医療保険でレーシック治療を行うことになったということで問い合わせをすると認められることがあるようです。
最近の保険では約款が変更されてしまっており、こうした手術には対応していないものが多くなっているのですが、旧来からの契約で、昔からの約款が適用になっている保障の場合には、適用になるようです。
したがってまずは加入している生命保険会社に確認をしてみるのがいいようです。
通常手術給付金を受け取るための手続きとしては、つぎのようになります。
まずは、加入している生保に問い合わせをして、レーザー角膜屈指矯正手術が手術給付金の対象になるかどうかを確認します。
もし支払いが行われる可能性があるということでしたら、保険会社専用の診断フォームを取り寄せます。
これをレーシック手術を受ける病院に提出し、診断書を受け取ることになります。
そしてその診断書を関連の申込書をともに保険会社に送付します。
実際に審査をしてもらって、承認されれば後日、指定口座に振り込みにより給付金が支払われるということになります。
最新の給付条件ではこうした手術を対象にしない保険会社が増えていますので、簡単ではありませんが、かなり前に加入したもので、加入時に眼がなんでもなかったというところからスタートしていれば、給付金を受け取れる可能性はかなり高くなるということができます。
こうした適用条件は、本当に保険会社ごとに細かく異なっていますので、とにかく確認をしてみるしか手はないと思います。
また給付を受けるためにこうした保険に加入するというのは、事実上無理だと思いますし、一定期間の加入が継続していないと支払い対象にならないといった状況も頻発しているようです。
ネット上では具体的に保険会社の名称を開示しながら、給付が行われた例が紹介されていますので、こうした情報もよくチェックすることで保険会社に問い合わせを行っていくことが肝要でしょう。
こうした手術は結局必然性を要求されることが多いようです。
それはインプラントなどでも同じですが、そうした手術を行わないと社会生活が送れないといった状況が証明できると状況は変わることになるようです。
通常こうした保険に対応し、交渉したことがない民間人にとってはなかなか高いハードルではありますが、せっかくの機会ですから、あきらめることなく、保険会社に問い合わせてみることが肝要です。
10万円といえども給付金が支給されることになれば、かなり負担軽減になることは間違いありませんし、それこそ手術医療保険を加入した甲斐があったということができるでしょう。
あきらめずにアプローチしましょう。