レーシックイメージ

レーシック手術の条件

レーシック手術が受けられなかった私です。
手軽に簡単に受けられる視力回復手術だと知ってから、視力が悪い人ならば誰でも受けられるとそう信じ切っていました。
しかし、実際は違いました。
有名人やスポーツ選手が挙ってレーシック手術をして、視力が良くなっているし、すごく興味があって自分もと、コンタクトの眼の痛さから解放されると嬉しさ反面、不安もありましたが説明会に出向きました。
説明会では手術を受けられる条件を医者から説明されました。
手術できない人は18歳以下の人、妊娠授乳中の人、眼に疾患がある人(白内障、網膜疾患、緑内障、角膜ヘルペス、神経障害など)、眼以外の病気で糖尿や病膠原病などの人、視力が極端に悪い人(近視乱視)と、私はどれも当てはまっていなかったので、これならば手術できると確信していました。
説明会が終わり、手術を受けるための適応検査に申し込みました。
これで眼鏡やコンタクトレンズ生活からおさらばさ、とウキウキしていました。
適応検査の結果がわかりレーシックの適応者ではないことを知ったときは、目の前が真っ暗になりました。
医師の話によると角膜が薄くて手術が受けられないといわれたのです、そんな条件を満たしていなかったとは、これにはガックリでした。
家族に話すと、健康な目にメスを入れることはないだろう、と説得されましたが、まさか自分が条件を満たしてないなんてとガーンでした。
これからレーシック手術を受けたいと希望されている方は気を付けてください、自分の眼を一度眼科に行ってチェックしてもらうこと、眼の状態を把握しておいた方が良いです。
その方が、ショックも少なくてすむでしょう。
レーシックは話題の視力矯正ですが、誰でも手術を受けられるわけではないのです、受けられない人もいるのです。
自分が無理な人の条件に当てはまっていないかをよく確認して、手術に臨みましょう。
では、どうして角膜が薄いと手術が受けられないといわれたのでしょうか。
人間の眼にはカメラに例えるとレンズにある水晶体の膨らみや、絞りにあたる虹彩の伸び縮みによって、ピントを合わせています。
このピントの調節がうまくできなくなることで視力は低下しています。
手術は角膜の薄皮を1枚めくりレーザーを当てて、角膜の内部を削ります。
その結果、角膜の屈折力が変化して、それまでぼやけて見えていたものに、焦点を合わせることが可能になり、視力を回復することができるという仕組みになっています。
角膜を削るということで角膜の厚さがある程度ないと手術の条件に合わないということなのです。
角膜を削量は人によって違います。
強度の近視の人は削る量が多くなります。
削る量には限界がありますので注意が必要です。
入院の必要もなく、手術自体は両眼20分程度で終了しますので、手軽に受けられる手術と思いますが、手術を受けた人すべてが必ず視力を回復するというわけではありません。
レーシックの成功率は比較的高いことから視力回復法の主流になりつつあります。
ただ、眼鏡やコンタクトで視力を矯正するよりも制限が多いですし、手術の危険性もあるのは確かです。
手術を希望される方は、自分は手術に適している眼の状態なのかを事前に検査しておく必要があります。

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