レーシックイメージ

レーシック手術による充血について

1年ほど前にレーシックの治療を受けましたが、その手術に当たって術後に眼が充血する可能性があることを担当医の先生から事前に知らされました。
結果的に私の場合には充血はほとんどなく済みましたが、人によっては白目の部分がかなり充血するケースがあるようです。
この手術は、角膜の表面を薄くカットしてフラップという蓋を作り、その下の部分の角膜を削ることで視力を回復させていくというものです。
このフラップという蓋を作るときに角膜を吸引するのですが、吸引がうまくいきませんと、白目の部分の結膜が内出血することになり、目が赤くなってしまうのです。
人によってはこの内出血が拡大し、赤い血だまりができてしまうこともあります。
とにかく初めての眼の手術ですから、術後に目に血が溜まるというのはかなりショッキングなことになるわけで、そうした患者さん対策のためにも担当医の先生は可能性のありそうな後遺症について、事前段階でかなりこまかく説明してくださったというわけです。
レーシック手術後にはクリニックから炎症緩和やドライアイ対策など、様々な点眼薬を処方されますので、状況に応じてそのなかから点眼していくことで、ほどんどの後遺症は短時間で解消されることになるのです。
しかし、手術を受けた身としては経験がありませんからとにかくちょっとしたことでもとても気になりますし、心配になるというのが正直な気持ちでした。
実際に充血してしまった場合には、手術の翌日や1週間後などに定期健診がありますのでそのタイミングで診察してもらうようにすればいいようです。
とにかく経過期間を置いて様子をみていますとかなり改善することが多いのがこの手術の特徴でもあります。
最近ではこうしたレーシック後の悩みに対してリアルタイムで回答してくれる親切なクリニックが増えていますので、躊躇せずになんでも相談してみるというのも精神衛生上はとてもいいことだと思います。
先生も患者さんは目の手術になれていなくて、過敏に反応する存在であるということについては非常によく理解されていますので、殆どのクリニックでは親切に対応してくれますからあまり気をつかう必要はないと思います。
まあそうしたことのために高い診療費を払って面倒を見てもらっているわけですから遠慮なく問い合わせてみていいのではないでしょうか。
実際に手術をしてから1週間が経過しますと、当初の心配が嘘のようにかなりの合併症や後遺症といったものが消えていくようになります。
もちろん人によってはもう少し長期間に長引くこともあるようですが、案ずるよりなんとやらといった状況になり心身ともに落ち着くタイミングがやってきます。
正直なところ、症状が安定してくると相当ほっとすることになります。
頭ではわかっていても実際にどうなってしまうのかずっと心配であったことが消えていくようになると、やっと心から視力の回復を嬉しく思える時間がやってくるのです。
私にとってはそれが術後ほぼ1週間程度の時期であったと思います。
近いところを見た時のぼんやりした状況もすっかりなくなって両目ともに健常者の視力を回復できたときには本当嬉しかったのを今も忘れることはできません。

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